ある夜の作業中、休憩にコーヒーを飲もうとストックをみたら空っぽ。冷凍庫にも、無い。卸先は全て営業時間外。焙煎に行ける状況にも無い。コーヒーが、無い。どうしてもコーヒーが飲みたくてもだえていると、一度使用したコーヒーがまだプレスに入っているのを発見。藁にすがる思いで、

①プレスからコーヒー豆を掻き出し、
②使用済の豆の状態を考察
③より細かいメッシュでグラインダーで再度挽いてみる
④あれ、ちょっと、えへモカフレーバー香るじゃないかちょっと
⑤興奮しながらプレスで淹れてみる
⑥完成

ひと口め。大発見きました。一杯目には劣るがイルガチェフそのまま。
『その先のコーヒー』を発見してしまった、と感動の時間でした。

が、その感動は一瞬の真夏の夜の夢に終わり、

ふた口めからは、薄く淡いテイストが口の中に広がり、そこに『その先のコーヒー』は完全に消失しており、『その後のコーヒー』でした。


おすすめできる淹れ方ではありませんが、湯田のような危機迫った状況になった場合にもしどうしても試される場合、3点の注意点。

①使用済のコーヒーは乾燥状態にあること
(濡れたまま再利用するとグラインダー(ミル)の故障の原因になります)
②前回よりもより細いメッシュ(挽き)にする
(再度細く挽くことで一回目で抽出されなかった成分が出てくる可能性あり)
(一瞬の夢だとしても)
③完成に多くの期待をしない



在庫管理の大切さを学んだ夜でした。
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